はじめに
キリマンジャロ登山を決めたとき、最初に悩んだことの一つが「一体何を持っていけばいいの?」ということでした。
日本の3,000m級の山なら、これまでの登山経験からある程度必要な装備をイメージできます。
しかし、今回はアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロで標高5,895m。
登山期間は5泊6日のテント泊で、投稿主の最高記録である2泊3日を大きく凌駕していました。
「日本の登山装備だけで大丈夫なのか?」
「5,000mを超えるなら、特別な装備が必要なのでは?」
「寒さ対策はどこまで必要?」
出発前はいろいろ考え、登頂者の記事を読んでもいまいちピンときませんでした…
そこで今回は、実際にマチャメルート5泊6日でキリマンジャロに挑戦した経験をもとに、登山に持っていったものや、実際に役立った装備、逆にもっと工夫すればよかったものについて紹介します。
また投稿主が持参したものの、不要だったものについても理由とともに列挙します。

これからキリマンジャロ登山を予定している方の参考になれば嬉しいです!
基本衣服
・Tシャツ(3-4枚)
毎日替えることもできますが管理人は疲れ及びあまり汗をかかないことから、2日間は同じTシャツを着ていました。
・長袖Tシャツ(2枚)
防寒用と寝るとき用の2種類を準備していました。
・レインウェア(上下)
時期にもよるそうですが、管理人が登った際にはほぼ毎日雨が降っていたため必須でした。
・長袖登山ズボン
登山開始から終了までお世話になりました。
・登山用靴下(2-4枚)
Tシャツと同様に毎日は替えませんでした。
・アンダーシャツ(2-3枚)
Tシャツと同様に毎日は替えませんでした。
・サポートタイツ(2-3枚)
Tシャツと同様に毎日は替えませんでした。
・アウターレイヤー
ちょったした防寒のため、及び撥水性があるため一時的な雨具として使用しました。
・登山靴
投稿主はハイカットの登山靴で臨みましたが、メンバーの中にはローカット登山靴やトレランで登っている人もいました。
・ザック(35L)
その日に使う防寒具、雨具、水筒、行動食など最低限のものを入れます。
今すぐ必要のないものは自分で背負わず、ポーターさんに運んでもらいます。
投稿主が参加したツアーでは、ポーターに預けることができる荷物の重量は最大20kgでした。
防寒具
・冬用登山ズボン
山頂アタック時に通常用ズボンの上に履きました。
・フリース(2-3枚)
・ユニクロのウルトラダウンジャケット
上に羽織るものがあると山頂アタック時、通常登山時、キャンプ地での上着として使用できます
キャンプ地は夜から朝にかけて非常に寒くなるので、着脱が容易だと重宝できます
・冬用グローブ
スキーや冬山登山用の二重グローブを山頂アタック時に使用しました
・ダウンパンツ
山頂アタック時やキャンプ地で使用しているメンバーがいました
管理人はダウンパンツとしては使用せず、枕として使用していました
・厚手ソックス
山頂アタック時に冬山登山用やスキー用の厚めの靴下を、通常の靴下の上に重ね着しました
・ニット帽
山頂アタック時やキャンプ地で使用しました
・ネックウォーマー
山頂アタック時やキャンプ地で使用しました
・カイロ
山頂アタック時やキャンプ地で使用しました
・厚手のアンダーウェア
モンベルのスーパーメリノウールを持っていきました
10000円以上しましたが(泣)、重宝したので買ってよかったです!
小物類
・レインキャップ
雨が降っていたときに使用しました。レインハットを着用していたメンバーもいました。
・折り畳み傘
登山道はポーターさんも荷物を担ぎながら歩いており広いので、歩きやすい道が多いです。
雨が降るとガイドも折りたたみ傘を差しながら、歩くことが多かったです。
そのため投稿主も危険がないところでは傘を差しながら歩いていました。
・ザックカバー
・グローブ
ちょっとした岩場を登るとき、少し肌寒い時にあると安心です。
雨に濡れても大丈夫なものだと安心できます。
・トレッキングポール
ガイドや外国人登山客の中には使っていない人もいたので、必ず必要というわけではないです。
・ゲイター
ウフル・ピークから、バラフ・キャンプに下山するタイミングで、富士山の大砂走りのような箇所を通るため必須です。
管理人は持参したのに付け忘れ、服及びザックが砂まみれになりました。
・ヘッドライト
山頂アタック時、キャンプ地での移動、ご飯を食べる時などでかなり重宝しました。
予備充電池などの充電手段も必須です!
・水筒(2つ)
毎朝、空の水筒を渡して飲料水を入れてもらっていました。
ペットボトルは持ち込み不可のようですが、ペットボトルを持っている登山客をちらほら見かけたので厳格に禁止しているわけではないのかもしれません。
・1.5-3.0L程度のウォーターボトル(ソフトタイプ)
毎朝水を入れてもらって水筒の中の水を飲み終わったら、このボトルから水筒に移し替えていました。
夜にはお湯をいれてもらって湯たんぽ代わりに使っていました。
・サングラス
・モバイルバッテリー(2つ)
投稿主はフル充電のバッテリーが2つあれば大丈夫でした。
現地ガイドはソーラー充電可能なモバイルバッテリーを持ち歩いていて、賢いなと思いました。
・電球
宿泊したテント内や食事をとるテント内で使用しました。
・行動食・日本食
日本食が食べられなくなるのでかなり必須です。
おかゆ、味噌汁、カップラーメンなどタンザニア料理がしんどくなったときなどに重宝しているメンバーが多くいました。
行動食も柿ピーなどの日本ならではのものだと安心できました。
・ファーストエイドキット
使うことはありませんでしたが、あると安心できますので必須です。
衛生用品
・ウェットティッシュ
水は貴重なため使えないので、トイレの後など手を洗い時に必須です。
・日焼け止め
・高山病予防薬(ダイアモックス)
必須です。事前に医師に処方してもらい、多めに持ってくるといいと思います。
・マラリア予防薬
必須ではないですが管理人は怖かったので医師に処方してもらい、持っていきました。
・歯ブラシ&歯磨き粉
・常備薬
ロキソニン・ビオフェルミンなどあると安心できるので必須です。
・ドライシャンプー
シャワーなどは浴びれないので、ドライシャンプーがあると便利です。
・寝巻
睡眠はしっかりとった方がいいと思ったため、毎日着替えて寝るようにしていました。
・サンダル
キャンプ地で登山靴を脱いで過ごすことができて、足の負担が少なくなります。
・タオル(2-3枚)
汗拭き、手洗いの後、体拭きなど用途は多岐にわたります。
・汗拭きシート
管理人はあまり汗をかかなかったので、数回しか使いませんでした
持って行ったが使用しなかったもの
・スプーン&フォーク
基本的にツアーで毎食時に用意されるので使いませんでした。
・自前のコップ
基本的にツアーで毎食時に用意されるので使いませんでした。
・チェーンスパイク
9月という一番いいシーズンに行ったこともあるのか使いませんでした。
必要になるときもあるそうなので季節に応じて使い分けた方がいいと思います。
・バラクラバ
本来は砂煙が入ることを防ぎ、防寒にもなりますが投稿主が登った際には雨が多く、他防寒具で対応可能だったので使用しませんでした。
・折り畳みハンガー
テント内で服を乾かすために使うと思い持っていきましたが、そのようなスペースはありませんでした。
・携帯トイレ&トイレットペーパー
男性というのもありますがどの登山客も基本的に、登山道から少し離れたところで用を足していました。
外国の女性も何人かは見かけましたが、投稿主が参加していたツアーのメンバーはしていませんでした。
・下着
本来は変えた方がもちろんいいですが、汗をかかなかったこととそもそもそれをする元気がなかったので換えませんでした。
下着を換えないことを推奨しているわけではありません。
・虫よけスプレー
マラリアを防ぐためにも持っていきましたが、そもそも蚊が出そうなところは初日及び最終日しかないので、使いませんでした。
・本などの時間つぶしアイテム
事前に色々な記事やYoutubeから時間に余裕があると思っていたので、持っていきました。
しかし、投稿主が参加したツアーはそこまで時間的余裕がなく、疲れていてそれどころではありませんでした。
ツアー会社からの貸出があるもの(有料)
参加ツアーにもよりますが、投稿主が参加したツアーでは有料で一部貸し出している装備もあったのでご参考までに記載します。
投稿主は寝袋を借りました。
参考までに投稿主が参加したツアーのレンタル品リストを載せます。
| レンタル品 | 料金(米ドル) |
| 登山靴 | 10 |
| 厚手の靴下 | 2 |
| トレッキングポール | 5 |
| 水筒 | 6 |
| ヘッドライト | 5 |
| 防寒手袋 | 5 |
| バラクラバ | 5 |
| 防寒ジャケット | 10 |
| 防寒ズボン | 10 |
| 長袖アンダーウェア | 5 |
| 長袖シャツ | 5 |
| 防寒セーター | 5 |
| 防寒寝袋 | 15 |
| レインジャケットorポンチョ | 5 |
| レインパンツ | 5 |
| 日帰り用ザック | 10 |
詳しくは参加するツアーに問い合わせてみてください。
まとめ
今回はマチャメ・ルートを5泊6日のテント泊で登った経験を基に、キリマンジャロ登山に必要な持ち物について紹介しました。
長期間歩く登山だからこそ慎重な準備が必要です。
特に防寒具、行動食、日本食、医薬品は日本における登山以上に重要であると感じました。
一方で荷物を増やしすぎるとポーターに預けることができずに、自分で担がないといけなくなったり最悪の場合は重量オーバーで持っていけなくなったりもするので注意が必要です。
これからキリマンジャロ登山に挑戦する方は、ツアー会社の持ち物リストを確認することも重要です。

次回からキリマンジャロ登山の様子を伝えていきます!


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